ボン・ソワール!!
朝早くに、目が覚めた男二人。 今日は、いよいよ 息子の絵をルーブル美術館へ見に行く日。 私達が泊まったホテルは、モンパルナスが程近い場所。 二人とも外の様子が気になり、朝食まで少々散歩に行く事に!! まずは、最寄のメトロ駅 Corvisartへ。 ホテルから歩いて7~8分といったところでしょうか。 そんな道中とっても良い風景に出会いました。 なんと、市場の準備をしている真っ最中。 なぜか準備をしているガタイのいいお兄さんに ”こっちへ来て!!手伝って!!!” ≪朝一、朝市≫ そんな感じの事をフランス語で言われ、きっぱり! ”Non ! ” すっかり 日本人らしさを捨てた二人でした。(ただ、気が動転してただけですが...。) その後、駅に到着し切符を自販機で購入。 券売機の言葉も分からんし、駅員さんも無愛想。 この時に感じた事! 『フランス語 わからん!』 この孤独観がフランスなんだと感じた瞬間でした。 その後は、街の風景を堪能しながらホテルに帰り ビュッフェスタイルの朝食を頂くことに。 朝食を早々に済ませ(本当においしいクロワッサンでした)、 いざ! ルーブルへ出陣!! ≪ぶらぶら お散歩≫ メトロに乗込み、電車に乗り、乗換えを確認し ホッと一安心。 (余談)/////////////////////////////////// フランスの電車で知ったこと① 自分でドアのロックを解除しないと開かないんです。 フランスの電車で知ったこと② 1枚の切符でほぼどこまでもいけちゃう! 乗換えも自由!! ////////////////////////////////////////// がっ!!やっちゃいました。 乗換えを間違え、ルーブルよりはるか遠くへ! 何か様子がおかしいと息子と顔を見合わせとにかく電車を降り手持ちのマップを二人で凝視。 何とかマップが理解出来、再度反対側の電車に乗り、ルーブル美術館へ! 電車がルーブル駅に到着し、階段を上がると...。 NHK 日曜美術館で見た景色が目の前に...。 感・動...。のひと言です。 はるばる日本のしまなみ海道からやって来ました。ルーブル。 ≪ル ・ ルーブルミュゼ≫ 早速、チケットを買ってボウの絵を探しに!! 展示会場に着き、 いろんな人達の力を借りて展示された我が子の作品。 応募を勧めてくださった保険のお姉様 息子の絵を応募前に評価してくれたu-san & kanaiさん 渡仏への手配をしてくれた従弟のdaiちゃん 出発前にお祝いしてくれたkuri家のみんな ここに書き切れないくらいの沢山の人達にエールを頂いた我が子。 そんなことが心に満ち溢れ、目に熱いモノが込上げ 思わずボウを抱き上げた私。 ≪息子よ~≫ そして、この場を借りて なによりもボウと私を快く送り出してくれたyamakaoに感謝してます。 ありがとう これからは、ちゃんとお風呂のフタを閉めるようにします...。 感動の瞬間が覚めやらぬ状態で、ルーブル館内をちょこっと見学。 ミロのビーナスやサモトラケのニケなどなど。 凄いのを通り越して、お腹いっぱい状態。そしてなにより人の多さに頭が拡散。 こんな思いは、直島以来。 ≪ルーブル鑑賞≫ 美術館鑑賞中は、なぜか外国の観光客にボウが大人気!! ミロのビーナスの前で写真を撮られ、 行くとこ行くとこで人だかりが出来、嬉しいような怖いような父親でした。 その理由は、ウォークマンをつけたボウ(サル)とでも言いましょうか。 ≪ボウ鑑賞≫ 私が生まれてこれまで感じた事の無い幸せを 我が子から沢山頂いたフランス ルーブル美術館 訪問でした。 最後に、彼が勝手に取った行動。 彼の喜びを体で表現したようです。 ≪最高のポーズだそうです...≫ ”るーぶる! ”と言ってます。 父は少々恥ずかしかった。
by grassy_kobo
| 2009-05-21 10:35
| art
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